《225F》21日のストラテジーとマーケット数理解析 &《米国市場:戦略と解析》

2013/02/21 08:30
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昨晩20日のナイトセッションではイケイケムードも増幅し<O:11460 H:11560 L:11440 C:11490>となり 多くの古典的チャーチストが待望していたであろう!?11500の明確な上抜けを「一時的に」に達成していました。

一時的に、とわざわざ書いたのは午前3時に11490で引けたあとに、頼みの米国市場が下げ幅拡大となり、ある意味おいてけぼりを食らった格好になっているからです。

さて、シグナルは【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】を完全形で示していましたがその後に変化はあるのか? さっそく見ていきましょうか。


《225F》strategy

J-GATE(超短期波動)
売り
レベル2★★

※これで売り屋として、ショート屋としてそのポジションのコストは11480あたりですから、この寄り付きはひとつの利益確定のチャンスとなるでしょう。暫定値ですがシカゴのNikkei225Fが11415で帰ってきているようですから、あの70円利幅も期待できそうな皮算用です。利益確定の寄り付き、と見ていきます。


SWING(短中期波動)
売り
レベル2★★

※こちらのコストは11450あたりですが、11440以下は利益確定ゾーン入りとなりますから、やはり確実性を求めて利益確定も一考です。


《OPTION/e-Warrant》
put買い意識
レベル2★★


バトルポイント
11750 11630 11510
11490 11370 11240
コアポイント
11497

ハイパーな展開なら
11770 11640 11510
11480 11350 11220


※※※基本スタンスが民主党政権時とは異なり(笑)、買い方派の復活がありますから、相場のうねりとしてもマーケットの魅力が倍増以上になっています。ズバリ言えば「マーケットがとてもおもしろく」なっています。換言すれば、この買い方派のパワー復活はもしかするとこのシグナルの考え方にも影響を与えることになるかもしれません。
つまりシグナルの変化までポジションの継続をしてもよいかもしれません。現行ならば、「売りシグナル」ですが、利益確定至上主義の考え方でまず30円、70円、130円、あたりを利幅の目処にしていますが、これを「売り→買いへの過渡期」もしくは「変化:買いへ」まで引っ張ろうか、爪を伸ばそうか、と言うものです。どちらがよいかは、それぞれ感性によるところも大きいでしょうから、好み次第となります。

※最後に好評のマーケット珍味度のコーナーです。<食えない/マズイ/売り/レベル2★★>ですから、買いスタンスはまだまだとりにくいとの感じかたです。押し目買いもまだまだ早いかもしれません。

■日経先物
11,468.28 日経 +95.94 02/20
11,440.00 大証 +70 15:15
11,450.00 SGX +70 15:46
11,490.00 大証夜 +50 03:00
11,500.00 SGX 夜 +50 02:59
11,425.00 CME$ -15 06:56
11,405.00 CME¥ -15 06:56



《米国市場:戦略と解析》
昨晩の値動き
■ DOW NASDAQ →チャート
NY DOW [06:00]
▼0.77% -108.13 13,927.54 →
NASDAQ [07:11]
▼1.53% -49.18 3,164.41 →
S&P500 [06:00]
▼1.24% -18.99 1,511.95 →
ラッセル2000指数 [06:06]
▼1.99% -18.50 913.50 →

今晩21日のstrategy

ダウ
買い
レベル1☆

バトルポイント
14280 14140 14000
13970 13830 13690
コアポイント
13968

※前回の波動でダウの先物が何度も13800を叩きにいきましたが、それを振り払うかのように14000ドル乗せに無理やり突っ走ったダウでした。そのときの歪みがあるでしょうからその修正と考えたい場面です。シグナルはそんな修正安は買いスタンスで受け止めていく、との考え方です。独自試算妥当値がこれで13970あたりですから、昨晩の終値なら40ドルほどのディスカウント、安売り、バーゲン中との考え方です。


ナスダック
買い
レベル2☆☆

バトルポイント
3290 3240 3200
3180 3130 3080
コアポイント
3181

※こちらナスダックも独自試算妥当値が3180あたりになりますから昨晩の終値なら20ポイントほどのディスカウント、安売り、バーゲン入りです。



〜〜気になるニュース〜

ニュース本文
日本、TPP参加にはコメ含む全品目で交渉する必要=USTR代表
[2013/02/21 05:02]
記事の写真

[ワシントン 20日 ロイター] 米通商代表部(USTR)のカーク代表は20日、日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を望むのであれば、コメを含む全品目について交渉する必要があるとの見解を示した。
安倍晋三首相とオバマ米大統領による22日の日米首脳会談を前に、インタビューに応じた。
カーク代表は、特定の品目を保護するという条件付きで「交渉を開始することはない」と言明した。
TPP参加の是非をめぐり、安倍首相は22日の首脳会談で、争点のコメなどで完全自由化は回避できるとの感触を得たい考えとの観測も出ている。
だがカーク代表は、TPP参加表明国は「すべてを交渉対象とする」決意だと指摘した。
ただこうした問題については「戦うべき」とも述べ、コメなどを例外扱いとする可能性についても排除しなかった。
また、中国による米企業秘密の不正取得が深刻化しているとし、米国の競争力を脅かす「重大な」問題と語った。


〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ
キプロスの格下げ問題
2013.02.20


現在のキプロスの格付けはジャンク債のCCC+となっていますが、S&Pは今後格下げする可能性があると警告を発しています。


今、しきりにヨーロッパ経済は回復しつつあるとの報道が流されていますが、実態は悪化しており、極めて違和感のある状態になっており、意図的なマスコミ操作が行われていると言えます。

キプロス破綻問題はユーロを崩壊させるに十分過ぎるだけのインパクトを与えますが、そのような論調は一切聞かれず、敢えて報道されないようになっているのです。

キプロスが現在のCCC格を失い、キプロスからエジプト、アルゼンチンへ波及するのも時間の問題と言えます。
そして韓国の金融市場が今ざわついて来ており、韓国金融破綻という事態もあり得ます。

http://blog.m.livedoor.jp/nevada_report-investment/article/4404651?guid=ON

…昨晩分、再送………


《225F》20日のナイトセッションから明日21日へ


《225F》に限らずマーケットの上げ下げは内部要因外部要因としてファンダメンタルズの評価によるところが大きいものですが、価格決定要因としてはむしろ需給関係で納得するようにした方が分かりやすい場合があります。

独自解析ではそれをアメリカンフットボールのようにオフェンス側、ディフェンス側として、便宜上の買い方派と売り方派の対立構造で考えるようにしています。もちろんそれが同一人物、つまりメジャープレイヤーAが売り方でありまた買い方である可能性がありますが、それは追求できないことですから、あくまで対立軸の存在として認識します。またそれなら手口からわかるではないか、との意見も出そうですが、それもそのわかった時点で実は「過去形」になっているので大きな意味があるとは思えないな、と考えます。

つまり、マーケットにはこの二つの勢力があり、常に押したり引いたりのバトルをしているもの、と考えます。

さて、その価格決定要因ですが…。独自解析では買い方の力が強まり売り方の力が弱まった時に株価や指数は上がると規定します。相対的な比較です。例えば買い方の力が昨日の80から110という数値が出た場合は買い気旺盛、これはわかります。ところが売り方の力が70から130と観測された時に、これは相対的に110:130ですから、実は売り方のパワーが勝っていると評価するわけです。ただ、マスコミや市場関係者は、上がった下がっただけを評価しがちで、この場合も買い方派のみの80→110にばかり焦点を当てたがる傾向があります。これにのみスポットを当てて「強い」だの「しっかり」だの、とやるわけです。

ポジショントークか営業としての政策面からかはわかりませんが、まず「下げ、売り」などには焦点を当てたがらない傾向がありますのである意味注意です。
また、反落のケースではあの自滅気味の崩落をしばしば見る東京市場ですが、この場合は買い方派のパワーが先の80→50になったりが観測できます。売り方派の力はこのとき70のままだったりしますから、まさに買い方派の自爆、ひとり相撲ぶりが手に取るようにわかります。

さてそうした見方からは、書いているように確かに買いのパワーは昨晩からの切り返しでにわかに上がっていったのですが、売りのパワーも水面下では上昇しているとの現実があります。

日中の値動きは<O:11480 H:11510 L:11430 C:11440>となりまして、前日比は確かに上がっていますが、独自チャート評価では「やや弱い形」の「弱い」の文字が気になるものとなります。

その辺りをシグナルを通じてもう少し微細に見ていきましょうか。


《225F》strategy〜夜版
J-GATE(超短期波動)
売りスタート
レベル2★★〜8へ

※これは予告済みですがこのナイトセッションの寄り付きから「成り行き、AT MARKET」で売りの種まき開始です。ナイトセッションは<O:11460 H:* L:* C:*>で始まりましたから、まずは種玉としてのショートポジションのコスト11460が決まります。このコストが11460の種玉をまず生還(利益確定)させることに全神経を集中します。2単位、4単位、8単位と売りシグナルは逓増傾向になっていきますから、その都度ポジションを膨らませていきます(、←利確のチャンスがないなら)。

SWING(短中期波動)
売り
レベル1★

※こちらは引き続きでの売りスタンスです。振り返れば寄り付きの11480が「売り/レベル6〜7★★★★★★★」あたりでしたから精神的にももっともプレッシャーがかかった場面と言えそうです。コストがこれで11450あたりですから、11440以下がもう利益確定ゾーン入りとなります。
かつがれていくようならやはり「指値できず引け成り、不成り」で今晩の午前3時までにはやはりポジションを厚くしていくことになります(、←利確のチャンスがないなら)。


《OPTION/e-Warrant》
put買い意識
レベル2★★


バトルポイント
11640 11560 11480
11460 11380 11300
コアポイント
11460

※二月六日に11510の高値があります(日経平均が+416円した日です)。このときのコアポイントが実は11407でしたから本日20日のこの11460はこれを大きく上回ったと言えます。多くの投資家や関係者が上を向くのも「なるほどそうだろうな」とわかりますが、逆に見ればこの6日の日に買いついた人が我慢の末の2週間後にやっと逃げられるようになった、との見方もできるわけです。
奇しくも現状ならバトルポイントの上段のbullサイドに11650あたりが度々出現しています。そうした面から現状の買い方派のターゲットはまずはこの11650辺りでしょうが、うまくいくかどうか甚だ見ものです。一両日で結果を出していかねばなりませんから、そんな買い方派にはあまり余裕を感じません。

※好評のマーケット珍味度です。<マズイ、食えない/売り/レベル2★★>とのジャッジです。

※※※こうして「先物売り+put」のあの【暴落崩落急落不時安型、〜に備える型】が完成しました。ですので、マインドはフルパワーでの売りですが、シグナルのレベル1★や2★★ですから、利益確定は早めにを念頭に置きます。例の30円、70円、130円の利幅狙いをここは愚直に気にしてみていきます。まず利確を念頭にし とったあとからならまたいくらでもスカルピングなりデイトレ志向で絡んでいく戦法、これが精神的にも楽でしょう。フルパワーでの売りスタンスは「売り/レベル★★MAX!!」などが今後も出てくるでしょうから、そこまでではないこと、意外に軽い気持ちのショートポジションである点など、空気感を感じていただければ幸いです。上がるようならまだ売る、しかし下がったらまず利益確定をこなしていく、この感じです。

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