政官界の抱き込みに成功しても同業者からは総スカン

2011/12/01 10:58
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 言葉巧みに近付き、電波オークション前倒しについて陳情しようとした孫社長を手厳しくはねつけた蓮舫大臣も、11月30日の会見ではオークションは総務省に丸投げとトーンダウンしていました。巨額の実弾に目がくらんだ官僚たちの圧力はかくも恐ろしいということでしょうか。
 
 2100億円の実弾のうち、270億円が総務省の天下り先である(財)移動無線センターに流れるとのことですが、この財団法人が手掛けるMCA事業はタクシー無線にも使われます。
 
 偶然なのかどうか分かりませんが、蓮舫大臣の会見の前日に、タクシーの運転手さんがソフトバンクモバイルのプロジェクト推進部・担当課長に惨殺されましたね。この図式は日本と韓国がUAEの原発受注をめぐって熾烈な戦いを繰り広げていたとき、韓国側がドバイの王族を追突でちょっと脅すつもりが本当に殺してしまった事件と酷似しています。
 
 バ韓元首相をそそのかして決めさせたインチキ割り当てを実行しなかったらどうなるか、政官界を震え上がらせるには十分だったのではないでしょうか。追い打ちをかけるように、SBテレコムがアクセンチュアの手引で不正入札に成功した厚労省のシステムが、禿げ鷹球団がある労働局からウイルスに感染しました。
 
 ところで、SBモバイル殺人事件は全くといっていいほど報道されませんでしたね。SB電波が整備された地域でのインチキ比較実験結果はしつこいくらい報道させるのに…
  
 総務省はうちの味方だとばかり調子づいてNTTまで訴えたソフトバンク。同業の通信業者たちからは鼻つまみの存在です。

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