《225F》１２日ナイトセッションから明日１３日へ

【アップ時間を逃してしまったため、本記事は無料といたします。昨夜18時に到着していたものです】

いやはや忙しい１日となりました。円安進行を拠り所に高く始まった東京市場でしたが、昼過ぎには北朝鮮による核実験かとの第一報、為替・株式ともにこの時特段の動揺がなく「しっかり」と伝えられたものの、TOPIXは安値引けとなり先物もしなしなと安値圏に沈むなど、相場の動きよりもポジション管理に神経を使ったことでしょう。

値動きは＜O:11420   H:11460   L:11360   C:11370＞となり、パターン解釈からは、前日より高いものの「やや弱いかたち」となりました。

TOPIXは968.5と前日比ではもちろんプラスですが、日中での安値引けです。

見ようによってはたいへん機械的(アルゴリズムに柔順)に動いた１日でもありました。

これで独自数理解析によるシグナルも微妙に変化です。この上げを始まりの始まりと見るか、それともひとまずの終わりと見るかで受け止め方も自ずと違ってきますが、まず 見てみましょうか。

《225F》

J-GATE（超短期波動）

売り

レベル３★★★

※この寄り付き11420から新規ショートで絡んでいますから、大引け11370は早くも利食いです。利幅50円ですからサクッといくならこれで十分と言えば十分です。が、私の選択は大引けも売り乗せ追撃で対応。コストはこれで11390辺りです。この判断は、米国市場が今晩から売りシグナルになること、またＦＸ！も買いシグナルながらも「脱け殻」になっていること、そして後述のように いわば『土台』とも言うべき《OPTION/e-Warrant》のシグナルが変わっていくこと等々を考慮に入れたものです。売り継続のジャッジです。ナイトセッション寄りつきも価格帯によりますが11410以上で寄り付くようなら売り乗せを準備済みです。

SWING（短中期波動）

買い

レベル１☆

※むしろ心理的なプレッシャーはこちらのポジションです。コストは引け成りから11370となりましたから、そうした意味では１日のうちでも安値圏での買いの種蒔きになりましたが、利確を急ぎたい心理にかられています。計算上は11370買い→11410利確売り(指値済み)、を狙いたいところです。指してあります。

《OPTION/e-Warrant》

call→putへの過渡期

call☆脱け殻→put★★種蒔きへ

※前述のように土台の中期波動として「上げやすく下げにくい」から「下げやすく上げにくい」と考えた方がよい場面がまもなく到来します。オプションはATM＝ AT THE MONEYものとして11250call三月ものに取り組んでいましたが、先週末の＜O:265   H:290   L:230   C:290＞から本日１２日は指数高寄りもあり＜O:415   H:435   L:375   C:375＞と、めでたくこちらは利益確定の運びでした。

これよりputへ、ですが 11500のputか、または11250のputか、明日１日で二者択一の最終決定です。仕掛けは早くとも明後日からとプログラムします。

バトルポイント

11630   11520   11410

11400   11300   11190

コアポイント

11397

執筆中にナイトセッション始まりました。＜O:11410   H:*   L:*   C:*＞ですから、それぞれ上記の発注はDONE. 約定となっています。

SWING（短中期波動）の買い建て玉は利益確定の40円抜きで脱け殻へ。J-GATE（超短期波動）はショート追撃で、これで売りコストは11400に近づきました。昼版でも言及しましたが、今晩の米国タイム辺りが【暴走モード】のアナーキー状態予測です。反落すればショートは利確をもちろん図りますが、上に暴走ならさらに追撃となります。試算ではレベル６★★★★★★(ストロングSell)へと強まります。マーケットが腰砕けで反落か、それともbullなままならストロングSellとなりますが、マーケットか私か、軍配はどちらか。注目です。

マーケット珍味度

珍味(買い／レベル１☆)

これは当初レベル☆70やレベル☆50という超巨大なものでしたが、この上げで逆にレベル１☆にまで珍味度が激減、つまり美味な部分はもうほとんど食べ尽くされたと見て良さそうです。

※※明後日には遅くとも「先物売り＋put」の形になるのではないかとの予想です。本日ナイトセッションはいわば【暴落崩落不時安型、〜に備える型】の前の前の段階です。

明後日までのマーケットスケジュールに目をやると、奇しくも日銀政策決定会合の日程と重なります。マーケットとしては急落回避、keepingに尽力か!?、「しっかり」の演出に勤しむでしょうが、独自解析では少々前倒しながらもそんな「しっかり」なら認めない、そんな「しっかり」なら要らないとばかりにこれは異論反論objection、そんなレールに乗ったように見えます。

〜〜気になるニュース〜

ドル93円後半、北朝鮮が核実験の可能性で上昇・利食いで圧迫

[2013/02/12 16:30]

〓記事の写真

［東京  １２日  ロイター］  東京外為市場午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点に比べドル安／円高の９３円後半。北朝鮮で核実験とみられる揺れが観測されると９４．３７円まで上昇したが、上昇は一時的で、徐々に利益確定売りに押された。

＜北朝鮮が核実験の可能性＞

正午過ぎ、北朝鮮の核実験施設付近で核実験とみられる揺れが観測されたと伝わると、ドル／円は有事のドル買いから９４．３７円まで上昇した。しかし、ドル／円の上昇は一時的で、早朝の高値９４．４６円やオプション関連の売りが控える９４．５０円付近を突破できなかったことから上値の重さが意識され、断続的な利益確定売りに押されてドル／円は９３円後半に下落した。「円売りを仕掛けた短期筋が手じまっている」（国内金融機関）といい、シンガポール、香港市場などが休場で商いが細るなか、値幅が相対的に大きくなった。

国連安全保障理事会（安保理）外交筋によると、安保理は、北朝鮮が核実験を実施したとみられる事案について１２日１４００ＧＭＴ（日本時間同日午後１１時）に緊急会合を開催する。しかし、大手信託銀の関係者は「実際に北朝鮮が何か発射ということになれば円売りだろうが、安保理どうのこうので円が売られるイメージはわかない」と述べた。

ドル／円は前週末以降、各国の要人発言に振らされる展開が続いている。この日早朝の取引では、ブレイナード米財務次官（国際問題担当）が日本の成長支援やデフレ脱却に向けた措置を支持すると述べたことを受け、ドルは９４．４６円まで急上昇し、２年９カ月ぶり高値をつけた。前出の関係者は「政治家の発言で振られる相場はなかなかもうけづらいところがあるが、注意していく必要がある状況は続きそうだ」と話した。今週末にはＧ２０（２０カ国・地域）財務相・中央銀行総裁会議がモスクワで開催される。

＜韓国ウォンはむしろ上昇＞

有事のドル買いの流れから、豪ドル／ドル、ニュージーランド／ドル、ユーロ／ドルはいずれも弱含んだ。しかし、韓国ウォンは対米ドルで強含んだ。「地政学リスクが強まるという意味ではウォン売りかもしれないが、（今回の事態は）マーケットの想定の範囲内で、あまり材料視されなかった」（ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの村田雅志シニア通貨ストラテジスト）との声が出ている。

（ロイターニュース  和田崇彦）

ドル／円<JPY=>  ユーロ／ドル<EUR=>  ユーロ／円<EURJPY=>

午後３時現在  ９３．９０／９２  １．３３７９／８３  １２５．６４／６８

以下略

〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ

３２％の通貨切り下げを発表したベネズエラ

2013.02.12

日本はドルに対して実質上２０％の通貨切り下げを行っていますが、ベネズエラは３２％の通貨切り下げを正式に発表しています。

ばらまき財政で危機的な財政状態になり、通貨切り下げに追い込まれたものですが、この姿は日本と瓜二つとも言えます。

補正予算と本予算を併せれば過去最大の借金財政になります日本ですが、誰もが『もらうものはもらう』として批判しません。

日本が意図的な円安を演じているとＧ８で批判されるのはまだ先でしょうが、その間に円暴落の時限爆弾が複数仕掛けられており、一旦この時限爆弾が連鎖的に爆発すれば、取り返しのつかない事態に陥ります。