かんぽの宿問題、いよいよ本格対決

2009/02/21 00:35
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 昨日の読売新聞1面を見て、「ようやく、社会部が本気を出してきたな」と思った。総務省というのは、マスコミの担当記者、いわゆる「記者クラブ」の陣容的には経済部と地方部の記者が担当しており、社会部の記者はいない。それ故かバカな記者が多く、いままではオリックス寄りの報道が多かったが、これからは流れが完全に変わるだろう。新聞社の正義は社会部にこそあるのだ。
   
 さぁ、始まった。以下、読売新聞から引用。
 
鳩山総務相は20日の閣議後の記者会見で、日本郵政の保養宿泊施設「かんぽの宿」のオリックスへの一括売却が白紙撤回された問題について「すべてがごまかしの中にある」と述べ、日本郵政から提出された資料の分析で、これまでの説明を覆す証拠が出てきたとの認識を示した。2年間の事業継続や転売禁止などが盛り込まれている契約書に、オリックス側が「事業の発展的かつ継続的な運営に資さない」と判断すれば、個別の資産売却や施設閉鎖を行える“抜け穴”条項が見つかったとしている。鳩山総務相は「結局、何でもできるということ」と批判した。また、昨年10月末に行われた2次入札で、オリックスと最後まで争ったホテル運営会社が提示した条件について、「事業継続や雇用の面については、いい条件が出ていたように思う」と述べた。鳩山総務相は、交渉の過程で日本郵政をローマ、オリックスをオルガンと呼び替えて書類が作成されていたことも明らかにした。(引用ここまで)
 
 なぜか各マスコミの出だしが遅かったかんぽの宿問題だが、ここにきてようやく各社の社会部が出てきて本格追及が始まった。
 関係者は言う。
 

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