元地方公務員XXの「それさえも平穏な日々」34日目

2015/05/26 14:15
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 こんにちは。元地方公務員XXです。

 先日大阪では「大阪都構想に関する住民投票」が行われ、結果「反対多数」で「協定書」は葬られました。
 しかし、投票前に大阪市民の7割が「説明がよく分からない」というのもいかがなものかと思いましたね。
 興味があるので、細かく分けられたPDF形式の「協定書」を見てみました。
 この住民投票というのは、「この協定書どおりに進めることに賛成か反対か」でしたので。
 正直な感想を言わせていただくと、随分荒っぽい協定書で、肝心なところは「大阪府と特別区で協議して決める」か「大阪府議会と特別区議会で決めて後で協議」になっているのは、
 確かにそれはそうだけど全く詰めが足らないという印象を持ちました。私見です。
 さらにその前には統一地方選が終わりましたが、とても無投票当選が多かったことにどうしても目が行きました。
 私が住んでいるところはかろうじて選挙がありましたが、議員のなり手がいないというのは深刻な事態です。
 二階堂さんは中央集権をおっしゃってますが、このまま一極集中と過疎化が同時進行すれば、それもやむなしと正直思いました。
 まあ、二階堂さんもおっしゃるように「まず疑う」ことはとても大事だと思います。この記事も疑って考えていただく機会になればありがたいです。

 さて、今回は「忌避施設」を取り上げてみたいと思います。これは「必要だと分かっているけど近くに来るのはイヤ」な施設を指します。
 英語ではNIMBY“Not In My Back Yard”と言われます。
 例えば、原発だったり普天間基地の移設先だったり、身近なところではゴミ焼却施設だったりします。
 この記事をご覧のみなさんも何かしら身近で心当たりがある方もいらっしゃるでしょう。
 国政レベルの話も触れますが、自治体レベルで役人は何を考えどう動くかをお話ししていきたいと思います。
 では、始めましょう。

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