> 27日の東京市場はその下げを、イタリアのせいにしたり、アジアも安いからとそのせいにしたりでしたが、独自解析では既述のように、これは「脱け殻ながらも」下げるべくしての下げ、下ブレと言える(言えた、すでにシグナル的には過去形)感じです。 > > 「あんたが(=マーケット自身が)、そもそもの原因ですよ、原因やで。勝手に買い上がって勝手にビビって投げ売りしてな、(-.-)y-~」と指摘する人は当欄、ここ以外はあまりないでしょう(笑)。 > > 値動きは、<O:12460 ? H:12480 ? L:12280 ? C:12400>、現物指数が<O:12457.13 ? H:12462.86 ? L:12286.37 ? C:12335.96>です。 > > 中には 「各社年度代わりで忙しくディーラーが参戦できないことを狙って先物主導で売り仕掛けが出たのだ」とする解説がありましたが、これなどは少なくとも2つのポイントでいただけない解説でした。ひとつは、年度末で忙しいのでこの時期にディーラーが参戦して伝票整理などの事務作業が増えるのは困るから、などと言っていましたが、こんなことをいっているようでは言語道断でしょう。証券会社を名乗る価値すらないと思います。マーケットという名のバトルフィールドに参戦する資格はありません。SAYONARAが無難な選択でしょう。顧客としてもこんなことを言っているような証券会社と取引するべきではないでしょう。 > > もうひとつは、相変わらずの、先物ヒール(悪役)説です。先物が売りを仕掛けたから下げたんだ、コノヤロー が解説からもにじみ出るほどですが(笑)、先物はいまも昔も、なにも悪いことはしていません。それを言うなら、勝手にリズムを無視して「権利落ちぶん即日埋めは先高上昇」などとして無理矢理買い上がったような昨日の引け際の買いこそ悪役と言うべきでしょう。強引に昨日、12493.79円は+22.17円をやってしまったからこその本日27日の12335.96であり、−157.83円のいわば「吐き出し」だったでしょう。 > > 今週はこれまでこうしたいわば「買い方派の一人相撲」が陰に陽に目についたここまでです。同時にこれに絡み付く解説の頓珍漢、マーケットもいわば頓珍漢な動きならアカデミックに聞こえる解説も頓珍漢、頓珍漢同士でちょうどいいかもしれません。 > > > さて、最新のシグナルです。そんな頼りない買い方派の攻撃の稚拙さですが、ここからはやりようによってはいくらでも面白くできます。あるポイントに気がつけば、の話ですが。 > 今週は2回もあの「好きな形、好きなパターン」からの売りポジが急落で痛快な利益をもたらしました。今晩は、いわばちょうどその逆!! あるポイントをこういうケースで強引にでも買い上がれば、バタフライ効果で世界のマーケットを手に入れることが出来る、世界のマーケットを手のひらの上で動かせるようになる、そんなポイントです。 > 執筆時は、<12,350.00 大証夜 -50 ? ?18:06/12,355.00 SGX 夜 -45 ? ?17:57/12,425.00 CME$ -130 ? ?17:57/12,365.00 CME¥ -125 ? ?17:56>ですから、残念ながらその気配すらありません。またまた東京市場は金魚のふんマーケットに甘んじているようです。アイデンティティーなし!のマーケット。残念です。 > > さて、シグナルを見てみましょうか。 > > > 《225F》 > J-GATE(超短期波動) > 変化済み:買い > レベル14☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆、MAX!! > > ※「売りの脱け殻」から一夜明けた本日はザラバ中にシグナル変化を迎えています。独自運用術ではこのナイトセッションの寄り付きから「買いポジ構築開始」となっています。 > ナイトセッションは<O:12400 ? H:* ? L:* ? C:*>で寄り付いたあと、前述のように12350辺りで再びふらふらしているようです。超短期波動対応としてはこのMAX!!がこの直後もレベル16☆☆…☆(まだ暫定レベル) と続く可能性があります。 > > > SWING(短中期波動) > 買い→売りへの過渡期 > ☆☆→★★ > > ※同様に12400大引けは買いポジ構築開始でしたが、この短中期波動対応ならば、今晩中もしくは明日のザラバ中に売りたい、利確しておきたい、があります。要するに、マーケット論としては、自力でポイントを見つけ自然波動としてのナチュラルリバウンドを見せなければならない、になっているわけです。 > それをしない、出来ないのは昨日までの買い方派の姿勢そのものが間違っていたから、と言わざるを得ないのです。やるなら昨日などではなく、今日なのです。「昨日じゃない、いまでしょ!!」または「昨日ああして買い上がったのなら次はいつ買う気?いまでしょ」です(笑)。 > > TOYOTA 「いつ買うか?今でしょ!」 > > http://www.youtube.com/watch?v=kC6bQXVXgrI > > > 《OPTION/e-Warrant》 > call意識→put意識も > > ※本日の指数の下げは、指数の動きとして逆相関を利用する意味では、callは投げ売りのバーゲンセールと言えたでしょう。ですので、putは上伸利食いであり、callは安値を仕込みたい、がミッションです。ところがそのcallも今晩または明日のザラバ中には利食いたい、がシグナルの意味するところです。よってこちらも付和雷同に?マーケットは下げている場合ではないのが本来あるべき姿ですがそのmentalityが出来上がっていないふうが残念です。金融で世界のマーケットのリーダーになれるチャンスですが、みすみす見逃してしまうマーケットでしょうか?(笑)。 > > > バトルポイント > 12800 > 12600 > 12400 > 12387←コアポイント > 12360 > 12170 > 11950 > > > ※最後を飾るは好評の<マーケットの珍味度判定>です。場味を探る指標としても好結果をもたらしていますし、すこぶる正確な絶好調のシグナルとの評価もいただいています。ありがとうございます。今晩のそれは<マズイ/食えない/食わない/買わない!?/レベル1★>の評価です。 > 前述のように買い方派がもう少し頼り甲斐があるなら、この押し目は「小底打ち、プチコツン!」も可能なだけに 返すがえすも「残念な東京市場」となってしまいそうです。 > > ※結論です。その他の市場のFX!の押し目は、例えばドル円などはズバリ「下げ損ない」と書いていたように 下げ余地が可能性として想定できていたわけですから、さらなるドル安進行はむしろ「渡りに船の天与の買い場提供」との受け止め方です。懸念は米国株の暴落ですが、基本的にはこれとて自然体への回帰ですから萎縮するためのものでもありません。 > > 世界的なマーケットのクラッシュ(暴落)を防ぐべく、新日銀総裁が立ち上がった!緊急会合召集、 わたしがジャパンハンドラーならこんなシナリオも書いてみたいものです。 > > 〜〜気になるニュース〜 > > ニュース本文 > ドル94円前半で上値重い、次回日銀会合で「セルザファクト」も > [2013/03/28 16:16] > 記事の写真 > > [東京 ?28日 ?ロイター] ?午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の94円前半。投資家のリスク選好が盛り上がらない中で、ドル/円、クロス円ともに上値が重かった。国内投資家のリパトリ(本国への資金還流)フローも相場を圧迫した。 > 黒田東彦日銀総裁は、参院財政金融委員会でデフレ脱却に向けた強い決意をあらためて示したが、マーケットの反応は鈍かった。日銀の次の一手についての報道が相次ぐなか、市場では「セル・ザ・ファクト」の可能性を指摘する声も出ている。 > <黒田総裁発言には反応薄> > 午後3時までのドル/円は93.98─94.49円のレンジで取引された。東京株式市場では日経平均<.N225>が下げ基調となったほか、中国市場では上海総合指数<.SSEC>が2%を超える大幅安となるなど、リスクオフムードの中で円が主要通貨に対して買われた。年度末で国内投資家のリパトリフローも観測された。 > 黒田東彦日銀総裁は参院財政金融委員会で「2%物価目標達成まで大胆緩和を継続する強いコミットメントが必要」、「デフレ脱却には強いコミットメントとわかりやすい説明、期待を裏切らぬ大胆緩和が必要」などと述べたが、発言への反応は鈍かった。大手信託銀行の関係者は「前だったらポジティブに反応していたはずだが、きょうは全く反応していないところを見ると、相当売りが出ているようだ」と話した。 > <緩和織り込み済みでセル・ザ・ファクトも> > 市場では黒田総裁の下で初めて開かれる4月3─4日の金融政策決定会合に注目が集まっているが、期待感はそれほど盛り上がっていない。 > 物価目標2%の達成に向けた強いコミットメントと、継続的な金融緩和については、黒田総裁のこれまでの発言などから「ある程度織り込まれている」(大手邦銀)といい、「中長期的に政策が効いてくるはずという期待はあっても、次回会合でとんでもないことをできるのかというと、それはないだろう」(同)と冷めた声が目立つ。 > この関係者は「日銀の次の一手についてテーブルの上に全部乗った感がある中で、セル・ザ・ファクトの可能性はあるが、株がしっかりしていれば調整はあっても深くはならないだろう」との見方を示した。 > <財政ファイナンス懸念払しょくへ> > 黒田総裁は参院財政金融委員会で、中央銀行が国債買い入れにより財政を穴埋めする「財政ファイナンス」への懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向を明らかにした。 > 日銀は国債購入が国債価格の買い支えや財政ファイナンスの支援を目的とするものではないという趣旨を明確にするために、日銀が保有する長国残高は銀行券の発行残高を超えないとする「銀行券ルール」を設けているが、金融調節の一環としての買入(輪番オペ)と資産買入基金とを合わせた国債保有残高はすでに銀行券発行残高を超えており、形骸化が指摘されている。 > 黒田総裁は「すでに上回っており、(日銀の国債保有は)今後もさらに上回る」と述べ、銀行券ルールの撤廃を示唆した。 > 相場をけん引してきた海外投機筋の中には白川方明前日銀総裁がこだわり続けた銀行券ルールの撤廃をレジーム・チェンジの象徴と受け止める向きもおり、「撤廃されれば、海外勢の期待をつなぎ止めておく一定の効果はあるだろう」(外資系証券)との声も出ている。 > ただ、国債購入の歯止めになっていた銀行券ルールを名実ともに撤廃すれば、国債購入が財政ファイナンスとして受け止められる懸念もある。このため、黒田総裁は財政ファイナンス懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向だ。 > (ロイターニュース ?志田義寧) > > > > 〜〜ネット拾い読み〜 > > NEVADAブログ > リストラ3社 > 2013.03.28 > 日経電子版の見出しを見て驚いた方も多いのではないでしょうか? > > シャープ 本社1,400人から半減 > 富士通 幹部300名削減、役員報酬最大5割削減 > ルネサス 3,000人希望退職者募集 > *40歳以上で昨年7,500人に続き、更に3,000人解雇 > 夏のボーナス全面カット、給与7.5%削減を一年延長 > > アベノミクス効果はどこにいったのか、と言える報道が並んでいます。 > 実態経済にはアベノミクスは関係ありません。 > 全ては「雰囲気」しかなく、実態は株高、円安が始まる前と何ら変わらないか、かえって悪化していることを誰も報じていなかっただけなのです。 > > 今、円高で海外に工場を作り製品輸入に舵をきった大企業が多いですが、それが今裏目に出て
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> 27日の東京市場はその下げを、イタリアのせいにしたり、アジアも安いからとそのせいにしたりでしたが、独自解析では既述のように、これは「脱け殻ながらも」下げるべくしての下げ、下ブレと言える(言えた、すでにシグナル的には過去形)感じです。
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> 「あんたが(=マーケット自身が)、そもそもの原因ですよ、原因やで。勝手に買い上がって勝手にビビって投げ売りしてな、(-.-)y-~」と指摘する人は当欄、ここ以外はあまりないでしょう(笑)。
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> 値動きは、<O:12460 ? H:12480 ? L:12280 ? C:12400>、現物指数が<O:12457.13 ? H:12462.86 ? L:12286.37 ? C:12335.96>です。
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> 中には 「各社年度代わりで忙しくディーラーが参戦できないことを狙って先物主導で売り仕掛けが出たのだ」とする解説がありましたが、これなどは少なくとも2つのポイントでいただけない解説でした。ひとつは、年度末で忙しいのでこの時期にディーラーが参戦して伝票整理などの事務作業が増えるのは困るから、などと言っていましたが、こんなことをいっているようでは言語道断でしょう。証券会社を名乗る価値すらないと思います。マーケットという名のバトルフィールドに参戦する資格はありません。SAYONARAが無難な選択でしょう。顧客としてもこんなことを言っているような証券会社と取引するべきではないでしょう。
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> もうひとつは、相変わらずの、先物ヒール(悪役)説です。先物が売りを仕掛けたから下げたんだ、コノヤロー が解説からもにじみ出るほどですが(笑)、先物はいまも昔も、なにも悪いことはしていません。それを言うなら、勝手にリズムを無視して「権利落ちぶん即日埋めは先高上昇」などとして無理矢理買い上がったような昨日の引け際の買いこそ悪役と言うべきでしょう。強引に昨日、12493.79円は+22.17円をやってしまったからこその本日27日の12335.96であり、−157.83円のいわば「吐き出し」だったでしょう。
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> 今週はこれまでこうしたいわば「買い方派の一人相撲」が陰に陽に目についたここまでです。同時にこれに絡み付く解説の頓珍漢、マーケットもいわば頓珍漢な動きならアカデミックに聞こえる解説も頓珍漢、頓珍漢同士でちょうどいいかもしれません。
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> さて、最新のシグナルです。そんな頼りない買い方派の攻撃の稚拙さですが、ここからはやりようによってはいくらでも面白くできます。あるポイントに気がつけば、の話ですが。
> 今週は2回もあの「好きな形、好きなパターン」からの売りポジが急落で痛快な利益をもたらしました。今晩は、いわばちょうどその逆!! あるポイントをこういうケースで強引にでも買い上がれば、バタフライ効果で世界のマーケットを手に入れることが出来る、世界のマーケットを手のひらの上で動かせるようになる、そんなポイントです。
> 執筆時は、<12,350.00 大証夜 -50 ? ?18:06/12,355.00 SGX 夜 -45 ? ?17:57/12,425.00 CME$ -130 ? ?17:57/12,365.00 CME¥ -125 ? ?17:56>ですから、残念ながらその気配すらありません。またまた東京市場は金魚のふんマーケットに甘んじているようです。アイデンティティーなし!のマーケット。残念です。
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> さて、シグナルを見てみましょうか。
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> 《225F》
> J-GATE(超短期波動)
> 変化済み:買い
> レベル14☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆、MAX!!
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> ※「売りの脱け殻」から一夜明けた本日はザラバ中にシグナル変化を迎えています。独自運用術ではこのナイトセッションの寄り付きから「買いポジ構築開始」となっています。
> ナイトセッションは<O:12400 ? H:* ? L:* ? C:*>で寄り付いたあと、前述のように12350辺りで再びふらふらしているようです。超短期波動対応としてはこのMAX!!がこの直後もレベル16☆☆…☆(まだ暫定レベル) と続く可能性があります。
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> SWING(短中期波動)
> 買い→売りへの過渡期
> ☆☆→★★
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> ※同様に12400大引けは買いポジ構築開始でしたが、この短中期波動対応ならば、今晩中もしくは明日のザラバ中に売りたい、利確しておきたい、があります。要するに、マーケット論としては、自力でポイントを見つけ自然波動としてのナチュラルリバウンドを見せなければならない、になっているわけです。
> それをしない、出来ないのは昨日までの買い方派の姿勢そのものが間違っていたから、と言わざるを得ないのです。やるなら昨日などではなく、今日なのです。「昨日じゃない、いまでしょ!!」または「昨日ああして買い上がったのなら次はいつ買う気?いまでしょ」です(笑)。
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> TOYOTA 「いつ買うか?今でしょ!」
>
> http://www.youtube.com/watch?v=kC6bQXVXgrI
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> 《OPTION/e-Warrant》
> call意識→put意識も
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> ※本日の指数の下げは、指数の動きとして逆相関を利用する意味では、callは投げ売りのバーゲンセールと言えたでしょう。ですので、putは上伸利食いであり、callは安値を仕込みたい、がミッションです。ところがそのcallも今晩または明日のザラバ中には利食いたい、がシグナルの意味するところです。よってこちらも付和雷同に?マーケットは下げている場合ではないのが本来あるべき姿ですがそのmentalityが出来上がっていないふうが残念です。金融で世界のマーケットのリーダーになれるチャンスですが、みすみす見逃してしまうマーケットでしょうか?(笑)。
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>
> バトルポイント
> 12800
> 12600
> 12400
> 12387←コアポイント
> 12360
> 12170
> 11950
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> ※最後を飾るは好評の<マーケットの珍味度判定>です。場味を探る指標としても好結果をもたらしていますし、すこぶる正確な絶好調のシグナルとの評価もいただいています。ありがとうございます。今晩のそれは<マズイ/食えない/食わない/買わない!?/レベル1★>の評価です。
> 前述のように買い方派がもう少し頼り甲斐があるなら、この押し目は「小底打ち、プチコツン!」も可能なだけに 返すがえすも「残念な東京市場」となってしまいそうです。
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> ※結論です。その他の市場のFX!の押し目は、例えばドル円などはズバリ「下げ損ない」と書いていたように 下げ余地が可能性として想定できていたわけですから、さらなるドル安進行はむしろ「渡りに船の天与の買い場提供」との受け止め方です。懸念は米国株の暴落ですが、基本的にはこれとて自然体への回帰ですから萎縮するためのものでもありません。
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> 世界的なマーケットのクラッシュ(暴落)を防ぐべく、新日銀総裁が立ち上がった!緊急会合召集、 わたしがジャパンハンドラーならこんなシナリオも書いてみたいものです。
>
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> ドル94円前半で上値重い、次回日銀会合で「セルザファクト」も
> [2013/03/28 16:16]
> 記事の写真
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> [東京 ?28日 ?ロイター] ?午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の94円前半。投資家のリスク選好が盛り上がらない中で、ドル/円、クロス円ともに上値が重かった。国内投資家のリパトリ(本国への資金還流)フローも相場を圧迫した。
> 黒田東彦日銀総裁は、参院財政金融委員会でデフレ脱却に向けた強い決意をあらためて示したが、マーケットの反応は鈍かった。日銀の次の一手についての報道が相次ぐなか、市場では「セル・ザ・ファクト」の可能性を指摘する声も出ている。
> <黒田総裁発言には反応薄>
> 午後3時までのドル/円は93.98─94.49円のレンジで取引された。東京株式市場では日経平均<.N225>が下げ基調となったほか、中国市場では上海総合指数<.SSEC>が2%を超える大幅安となるなど、リスクオフムードの中で円が主要通貨に対して買われた。年度末で国内投資家のリパトリフローも観測された。
> 黒田東彦日銀総裁は参院財政金融委員会で「2%物価目標達成まで大胆緩和を継続する強いコミットメントが必要」、「デフレ脱却には強いコミットメントとわかりやすい説明、期待を裏切らぬ大胆緩和が必要」などと述べたが、発言への反応は鈍かった。大手信託銀行の関係者は「前だったらポジティブに反応していたはずだが、きょうは全く反応していないところを見ると、相当売りが出ているようだ」と話した。
> <緩和織り込み済みでセル・ザ・ファクトも>
> 市場では黒田総裁の下で初めて開かれる4月3─4日の金融政策決定会合に注目が集まっているが、期待感はそれほど盛り上がっていない。
> 物価目標2%の達成に向けた強いコミットメントと、継続的な金融緩和については、黒田総裁のこれまでの発言などから「ある程度織り込まれている」(大手邦銀)といい、「中長期的に政策が効いてくるはずという期待はあっても、次回会合でとんでもないことをできるのかというと、それはないだろう」(同)と冷めた声が目立つ。
> この関係者は「日銀の次の一手についてテーブルの上に全部乗った感がある中で、セル・ザ・ファクトの可能性はあるが、株がしっかりしていれば調整はあっても深くはならないだろう」との見方を示した。
> <財政ファイナンス懸念払しょくへ>
> 黒田総裁は参院財政金融委員会で、中央銀行が国債買い入れにより財政を穴埋めする「財政ファイナンス」への懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向を明らかにした。
> 日銀は国債購入が国債価格の買い支えや財政ファイナンスの支援を目的とするものではないという趣旨を明確にするために、日銀が保有する長国残高は銀行券の発行残高を超えないとする「銀行券ルール」を設けているが、金融調節の一環としての買入(輪番オペ)と資産買入基金とを合わせた国債保有残高はすでに銀行券発行残高を超えており、形骸化が指摘されている。
> 黒田総裁は「すでに上回っており、(日銀の国債保有は)今後もさらに上回る」と述べ、銀行券ルールの撤廃を示唆した。
> 相場をけん引してきた海外投機筋の中には白川方明前日銀総裁がこだわり続けた銀行券ルールの撤廃をレジーム・チェンジの象徴と受け止める向きもおり、「撤廃されれば、海外勢の期待をつなぎ止めておく一定の効果はあるだろう」(外資系証券)との声も出ている。
> ただ、国債購入の歯止めになっていた銀行券ルールを名実ともに撤廃すれば、国債購入が財政ファイナンスとして受け止められる懸念もある。このため、黒田総裁は財政ファイナンス懸念を払しょくする新たな仕組みを政策委員会で検討する意向だ。
> (ロイターニュース ?志田義寧)
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> リストラ3社
> 2013.03.28
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> シャープ 本社1,400人から半減
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> *40歳以上で昨年7,500人に続き、更に3,000人解雇
> 夏のボーナス全面カット、給与7.5%削減を一年延長
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> アベノミクス効果はどこにいったのか、と言える報道が並んでいます。
> 実態経済にはアベノミクスは関係ありません。
> 全ては「雰囲気」しかなく、実態は株高、円安が始まる前と何ら変わらないか、かえって悪化していることを誰も報じていなかっただけなのです。
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> 今、円高で海外に工場を作り製品輸入に舵をきった大企業が多いですが、それが今裏目に出て