おはよう!FX!29日!《米国市場は休場》〜ドル円、ユーロ円、ユーロドルの戦略と解析

2013/03/29 08:25
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FX!を見る限りは、ニュースとは裏腹にその値動きは文字通り「こじっかり」であり「堅調」に見えます。

確かに下値模索段階でありその最中とも言えますからヒヤリヒヤリの連続ではあるものの オーバーシュート、売られ過ぎの評価は独自解析としての結論です。
それぞれ大台割れ、ドル円なら93.00円台、ユーロ円なら119.00円台、ユーロドルなら1.2700台と 片足突っ込みですから、これが片足だけで終わるか、両足ずっぽりのセリングクライマックスまでいくのか、の葛藤です。


早速シグナルを見てみましょうか。


FX!29日のstrategy

ドル円
買い
レベル2☆☆

バトルポイント
95.49
94.87
94.25
94.16
94.11
93.49
92.87

※昨日は<H:94.49 L:93.87 C:94.11>と記録しましたが、安値の93.87は今週その値を切り上げており、大きく突っ込んだ25日からは着実に下値は拾われている、押し目は買われていると見たい場面でしょう。マーケットの主役としてのFX!はいま ある意味弱さや不安感ばかりが取り上げられやすいのかもしれませんが、マインド→スタンスは<買い>としてその価値を高めていくと期待します。



ユーロ円
買い
レベル2☆☆

バトルポイント
122.89
121.69
120.49
120.45←コアポイント
120.21
119.01
117.85

※ボラティリティの縮小はそのまま落ち着きを取り戻し始めていると考えています。まだ下げとまりの感触はありませんから気を付けるのはいうまでもないところですが、オーバーシュート、売られ過ぎと考えたい場面でしょう。日足チャートからは押し目買いの機運が徐々にではあるものの高まっていることが感じられます。むしろ押し目は好感をもって買いの種蒔きに徹したいところでしょう。



ユーロドル
買い
レベル2☆☆

バトルポイント
1.2988
1.2899
1.2810
1.2805←コアポイント
1.2789
1.2700
1.2611

※押し目買いの優位性をもっともわかりやすく見せたのがこのユーロドルでしょう。日足チャートもこの解析3通貨ペアのなかでは最も惹かれるものを感じます。


執筆時は
ドル/円 (分足 日中) [07:34] →
▲0.11 +0.10 94.26
ユーロ/円 [07:34] →
▲0.10 +0.12 120.78
ユーロ/ドル [07:34] →
▼0.02 -0.0003 1.2814
辺りでの推移です。

東京タイムにあまり期待するものはありませんが、チャンスがあれば昨日から仕込んだ買いポジsは利益確定の準備も忘れずに、と言った感じです。

奇しくもこうして仲良く<買い/レベル2☆☆>とレベルまで同じの<揃い踏み>となりました。FX!に関してはまったくの不安なし、いまのところは、「買い=本来なら上げやすく下げにくい=突っ込んでも戻しやすい」ものとして見ていきます。
このいわば上昇気流予測、観測もしかし期間は限定。来週の水曜日前後には下降気流に変わることが予想されますからその間で買いポジsは本日を含めて利益確定を確実なものにしていきます。

他方、今晩は休場だそうですが、米国株式はネガティブ視したいシグナル変化が起きています。

ダウ
変化:売りへ/レベル4★★★★
ナスダック
変化:売りへ/レベル5★★★★★、ストロングsellで いきなり月曜日の晩を迎えますから、FX!は<買いの揃い踏み>ながらも、米国株式は<比較的強めの売りへ>と変わっていきますから、このあたりのバランスに注意です。

株安+ドル安は当欄でもなんどか指摘していますが、これは<正調暴落モード>と考えます。FX!は買いシグナルとはいえ 両手を上げてのノー天気でとは言えないことも理解していきます。



〜〜気になるニュース〜

ニュース本文
ユーロ反発、キプロス懸念・伊政局混迷で力強さ欠く=NY市場
[2013/03/29 07:05]
〓記事の写真

[ニューヨーク 28日 ロイター] 28日のニューヨーク外為市場では、前日に対ドルで4カ月ぶりの安値に下落したユーロが反発した。ただキプロス懸念が払しょくされず、イタリアでは政局混迷が続いているため、ユーロの反発は力強さを欠くものとなっている。
この日キプロスでは、政府が厳しい資本規制を導入するなか、銀行が約2週間ぶりに営業を再開。月末と四半期末が重なり、ポジション調整が入ったこともユーロの上昇要因となった。
資本規制によりキプロスの銀行から急激に資金が流出する事態は回避されているが、一部アナリストの間からは、自由な資金の流れを阻止するこうした措置は、ユーロ圏全体のためにはならないとの見方も出ている。
この日に発表された一連の米経済指標のうち、週間新規失業保険申請件数や3月のシカゴ地区購買部協会景気指数などが思わしくなかったものの、株式市場でS&P総合500種<.SPX>が終値ベースで過去最高値を更新したことで、ドルの下落は限定的となった。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのグローバル金利・外為部門責任者、デビッド・ウー氏は「株式市場がかなり良好に推移したため、(ドル相場に)大きな調整は見られなかった」としている。
終盤の取引でユーロ/ドルは0.28%高の1.2816ドル。前日は4カ月ぶりの安値となる1.2750ドルまで下げていた。
市場関係者は、月末にあたり、債券と株式のポートフォリオを調整する動きが出たことがユーロの支援要因となったとしている。
ユーロ/円は若干下落し、120.65円。一時は1カ月ぶり安値となる119.71円まで下落する場面もあった。
ドル/円は0.31%安の94.14円。
年度末を控え、海外での投資資金を日本に送金するリパトリエーションの動きが円の支援要因となった。
来週の日銀の金融政策決定会合について、野村証券(ニューヨーク)のグローバル外為戦略部門責任者、ジェンス・ノードビグ氏は「大幅なプラスのサプライズが出てくる可能性は低下している」と指摘。
ただ、「同会合の結果に対し大きな期待を寄せてきた投資家から利食いの動きが出る可能性があるものの、予想される日銀の大胆な政策措置により、ドルの対円での緩やかな上昇は維持されるとみている」と述べた。
ドル/円 終値 94.15/16
始値 94.30/34
前営業日終値 94.45/47
ユーロ/ドル 終値 1.2817/18
始値 1.2802/06
前営業日終値 1.2780/81

〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ
キプロス株式市場28日も売買停止に
2013.03.28
キプロス株式市場は28日も閉鎖されることになり、これでイースター休暇を含めれば2週間も閉鎖されることになります。

更に問題は外国人が売却した代金分は送金が禁止されており、キプロス国内から資金を出せないことです。


また、再開された場合、膨大な売りが殺到し全銘柄がストップ安売り気配となり、売買が出来ない事態になるとも言われており、再開そのものが出来ないのではないかとも言われているのです。


キプロス問題がブラックスワンになりかけています。

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