《225F》17日のナイトセッションの戦略と解析〜週明け20日へ

2013/05/17 19:23
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「やるなら今日だよ、17日だよ」の当コメント欄の声が届いたのかどうかはわかりませんが、東京タイムではこれまた痛快な上げ(反発)を見せてくれました。

現物指数もこれで年初来高値更新での大引けと記録されたと思います。<O:14926.42 H:15157.32 L:14902.32 C:15138.12〜前日比+100.88>。先物は現物取引終了後にさらに上伸し高値引けになっています<O:14960 H:15190 L:14900 C:15190>。

テレビ株番組でもこのあたりを「投資意欲の底固さを見せつけて」としたあとに、なんとびっくり驚きの「日銀の買い支えです」と「…です!!」の断言ぶりです(笑)。

私らの世代ではそれこそ日銀と言えばやはり日銀であり、それなりの重厚さと言うか格の高さと言うか、マーケットへの関与にしてもやったのかやっていないのかがわからないファジーな姿が当たり前、普通でした。ですから、ある意味一昔前は日銀の役割はまさに親分さん的なタブーな世界であり、そのタブーがあればこそで思惑が思惑を呼び雄大な相場に繋がったものでした。

ところが…(笑)。いまはこうして親分さんがホイホイと表に出てくる時代になったのでしょうか?

「日銀が買いました。ETFを188億円買いました。」とやっているわけです。ババ抜きでババを持っているひとがほんのすこしそのカードを上に持ち上げているのはまだいいほうで、ババが敵方に丸見えになるようにあえて表向きにさらすような、まさにTHIS IS IT.ならぬ THIS IS ババな!!をあらかじめ示すと言う異次元ぶりです。やはり驚きです。

買い本尊がわかってしまえば、仕手株ですらその波動は終わりを見せてその輝きを失っていくもので、かつてはどこの誰が仕掛けているのか、K氏か、Tグループか、Kグループか、などの思惑がまた株式投資の魅力のひとつとなっていた時代がありました。誰が買っているのかがわからない魅力があったものです。わからないから上がる、の面もあったでしょう。ところがこれがわかってしまえば終わり、おしまいだったわけです。

買い本尊は日銀です、のこの「です!!」が、今後もbull相場を演出し続けられるのかどうか、それがまさに異次元でありチャレンジ、壮大な実験なのでしょうね。

さて、相場です。独自解析でのこのマーケットの風、上昇気流が日銀に見えたのか、たまたま目をつぶってバットを振ったら三塁打になったのかどうかはわかりませんが(笑)、これでまたこの17日のナイトセッションが俄然注目されることになりました。まだ三塁打です、ホームランではありません。

そうです!! あの15250への挑戦です。コアポイントの推移も振り返ると興味深いものがあります。

それらをひとつひとつ見ていきますか。最新のシグナルです。<事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド→スタンス、本来あるべき基本的考え方、心構え、極意>です。



《225F》17日夜版

J-GATE(超短期波動)
買い→売りへの過渡期
☆☆→★

※これで今晩の午前3時には新規ショート、売りの種まき、をスタートさせます。タイミングは吉と出るか凶とでるか、いくらで引けるかはまだわかりません。ナイトセッションの寄り付きは<O:15200 H:* L:* C:*>となりましたから5月15日のやはりナイトセッションでみた15240との10円足りなかった15250への再チャレンジをやりたいのでしょう。
J-GATE(超短期波動)の買い戦略としては意外なほどのbull相場を見ましたが、許されたbull波動は解析ではこの辺りまでで、<逆風>がこれから吹き始めることになります。


SWING(短中期波動)
買い
レベル2☆☆with黄信号

※ミッションとしては利益確定済みでの<脱け殻>になりました。14980からの買い戦略スタートでしたから30円利幅狙いの15010は堅い線、 14980+70=15050も風に乗れれば可能、130の利幅狙いの15110もクリアしましたから 力学的には14980+130+130=15240となり、あれ?またしてもこのままでは15250には届きません、楽には届きません。善戦はするが善戦とまりの善戦マンかもしれません。クレージーさが出るかどうかにも注目です。

コアポイントの推移は今週頭から見てみると、5月13日<14803→14820>→5月14日<14803→14967>→5月15日<15073→15150>→5月16日<15047→15023>→5月17日<15093→*>となり、やはり原動力としては売りを誘いながら、いわば弱いふりを見せて直後にガツンかドカンかはわかりませんが、これを上回るパワーで踏み上げる姿が鮮明です。ことの良し悪しや仕掛けの上手いへたはこの場合は別です。


バトルポイント
15660
15370
15093←コアポイント
15080
15010
14720
14430


《OPTION/e-Warrant》
put意識(脱け殻)→call意識への過渡期
★→☆☆

※この土台の変化は注目です。やはりputは10〜30%の利食いで<いったんは満足>しておいて良かったようです。これで週明け月曜日が過渡期、火曜日にはcallの仕込みを開始するということになっていきます(進行形、〜ing)。
マーケットとしては上げ下げの予想に走りがちでその当てっこに価値を求めますが、当欄ではそれはあまり意味がないとしています。マーケットの風向きのベクトルの予想には大いに意味がある、と考えていますからこの違いを行間から読み取っていただければOKです。


※好評のマーケット場味測定指標、珍味度判定のレベルが異様に高かったあのレベル25☆☆…☆☆☆☆MAX!!は、再びのこの300円高(本日の安値14900→高値引け15190)を予見、予言していたのかもしれません、ね。
なお引き続き珍味度判定はポジティブなままです。<珍味/意外に食える/買える!?/レベル2☆☆>です。振り返ると今週一週間はこの珍味度判定は<珍味!!>を示しっぱなしでした。

次週の週足ベースバトルポイント
16060
15560
15050
14920
14410
13900



※週足ベースで見ると、15600台がその上限としてまず君臨していました。今週一週間はそのあたりをにらみながらバトルポイントもbullサイドに行ったりbearサイドを見たり、でした。これで15250をクリアしてくるようなら16000が現実味を増してきます。

※もちろん<割高圏である>、この修正は遅々として進んでいません。週足ベースで見ても、下回らなければならないポイントへのタッチは認めても、明確な下回りを許さずすかさずkeepingからliftingに持ち込んでいく買い方派のワザが光ります。例えば本日もその下回らなければならないポイントは14910と試算していましたが、安値が14900となり、まあ10円クリアした、達成したと言えなくもないものの、という感じです。

※まとめます。<脱け殻>をのぞくと 今晩のスタンスとしては、J-GATE(超短期波動)の新規売りスタート&オーバーウィークのみ、がミッションです。
レベルは1★ですから、打診にも及ばない、一応唾だけつけておく、くらいの温度です。

無重力の相場領域に入り込むのか、注目です。

〜〜テーマBGM〜〜

Space Oddity

http://www.youtube.com/watch?v=KaOC9danxNo





〜〜気になるニュース〜

ニュース本文
日銀が国際コンファランス開催、29日に黒田総裁があいさつ
[2013/05/17 17:31]
[東京 17日 ロイター] 日銀は17日、2013年国際コンファランスを29、30日に日銀本店で開催すると発表した。テーマは「金融危機と国際金融システム」。学者や海外中銀・国際機関の幹部らを招き、講演やパネルディスカッションなどを行う。29日には黒田東彦総裁が開会のあいさつを行う。



〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ
地方の惨状(中小企業倒産)
2013.05.17
岡山県で中小企業が相次いで倒産・破産しています。

1)山陽板紙工業株式会社 民事再生法の適用を申請  負債50億円
2)ガソリンスタンド経営宮野株式会社など2社 破産手続き開始決定 負債41億6000万円

アベノミクスで世間は浮かれていますが、実際の現場では業績不振で倒産する企業が増えてきており、
不動産も売り物件が多く、価格が上がるというのは幻想と言えます。

貿易統計を見ればわかりますが、輸出数量が「減少」している中、製造は増えていますので、3月決算をよく見せるための隠れ在庫があるとみて間違いなく、これらがそろそろ表面化してくるはずです。

大手企業でも3月末に無理をしたために在庫負担が増えているために資金繰りに窮する企業が出てきていると言われており、今後思わぬ倒産が出てくるかも知れませんし、部材・製品の投げ売りが出てくるかも知れません。

自民党は、株を買い上げて参議院選挙に突入し、過半数を獲得する思惑と言えますが、その後には清算を
迫られます。

その清算はとてつもなく高いコストにつきますが、とても日本国民が払えるつけではありません。


http://blog.m.livedoor.jp/nevada_report-investment/article/4457339?guid=ON


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NEVADAブログ
もう一つの惨状(地方の危機管理)
2013.05.17
日本の自治体の惨状がここでも出てきています。

今回の横浜市の「実態」を見れば、世界ばどう思うでしょうか?

日本はうわべだけの国でまともに運用ができていない国として判断されるはずです。

<報道>
経費削減で…横浜市の防犯カメラ、4割が休止

横浜市が繁華街などに設置している防犯カメラ252台のうち、約4割は運営費不足を理由に稼働させていないことが17日、市への取材で分かった。

市内では6月1〜3日に第5回アフリカ開発会議(TICAD5)が開催される予定で、神奈川県警は「万が一、テロや事件が起きたら、事後捜査に大きな影響が出る」と懸念するが、市は「重要な場所では稼働させており、問題ない」と説明している。

市総務局危機管理室によると、防犯カメラは2007年、テロ対策や災害対応を目的に、設置費用など約4億3000万円をかけて運用が始まった。

TICAD5の会場となる「みなとみらい地区」やJR横浜駅など市内5か所の繁華街周辺にカメラが設置され、全台が光ファイバー回線で市消防局消防司令センターと結ばれ、即時に映像を転送できる。

07年当時、TICAD4(08年)、アジア太平洋経済協力会議(10年)などを控えており、防犯カメラ網整備は、大規模な国際会議を誘致するための目玉事業の一つだった。

その後、市は財政悪化を理由に運営費を節減。

07年度は年間約1億3000万円だったのが、12、13年度は約1000万円になった。
映像を送る通信費などで1台あたり年間約20万円かかるが、12年度以降は市総務局内などで予算をやり繰りして費用を捻出し、約6割を動かしている。

市危機管理室は「どのカメラが稼働しているかは見た目では分からず、稼働していなくても犯罪抑止効果はある」と説明する。

これに対し、県警は全台稼働を希望。川崎市のJR川崎駅周辺などの県警管理の防犯カメラ約100台は全て稼働させているといい、昨年、横浜市が稼働台数削減を通告した際に「捜査に支障を来す」「TICAD5もある」と抵抗したが、判断は覆らなかったという。

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ただ、この報道で気になったのは、この防犯カメラを導入したのが2007年となっており、当時と今とではカメラの解析度が格段に違っており、横浜市は今も2007年当時のカメラで運用しているとなると、殆ど使い物にならないカメラかも知れません。

日本の「箱モノ行政」の典型例になりますが、買ったはよいがその後のメンテネンスを考えていないのです。

日本の公務員は国でも地方でも優秀であるはずですが、いったいどうなってしまっているのでしょうか?
http://blog.m.livedoor.jp/nevada_report-investment/article/4457372?guid=ON

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