合併号:12日の戦略と解析〜〜《225F》&おはよう!FX!&《米国市場》

2013/09/12 10:13
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トリッキー過ぎていまいちわかりづらい動きを繰り返していた米国の株式市場ですが、どうやら背景にある景色が見えてきました。

ニュースによれば「…[9/12 1:04]?米株式:史上最高値に近づくなか、下落
米株式市場
S&P500は史上最高値(1709.67)に近づくなかで、11日は買疲れが見られる。なお、先週2日のレイバーデー、先週末にユダヤ教の新年が終わる中で、9日、10日と今週に入っても出来高が回復しないなかで買いの動きが大きく続いていたことは以前ならば買疲れのシグナルとして機能していたものの、2013年に入ってからはこのトレンドは稀となっている。
債務上限問題に関しては、ベイナー下院議長、リード上院院内総務、マコネル上院議員、ぺロシ下院院内総務が12日に協議の場を設けるもよう。ルー財務長官は、10日午後に、経済とマーケット破壊を妨げる為に債務上限引き上げ必要と述べている。
資産購入縮小の行方に関しては、17-18日の連邦公開市場委員会、その後のバーナンキ議長によるプレスカンファレンスが1週間後に迫っているが、9日に投票権を持たないサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が「連銀による縮小協議は健全なこと」と述べていたが、これ以降は18日まで連銀幹部による発言・講演の類は予定されていない。
14年1月で任期が切れた後に退任するとの見方が多いバーナンキ議長の後任への行方に関しては、ホワイトハウスの元経済顧問のサマーズ氏を筆頭候補とする報道が続いているが、11日朝方に元副議長のブラインダー氏が、イエレン現副議長に関して「極めて有力な候補」と話している。
地政学的リスクに関しては、シリア攻撃に関してオバマ大統領が10日夜に「外交の解決を今回が最後のつもりで努める」としていたが、国内の間では議員の間で攻撃に関して不支持が圧倒的なもよう。以下略…」とありますから、中盤での解説とはいえ、このS&P500は史上最高値(1709.67)の更新に投資家のコンセンサスがあるのだなあとある意味感心したものです。

なるほど。それがやりたいのか、と。

そんな米国市場は結局ダウが三日連続の100ドル超高を演じたもののナスダックは失速。ラッセル2000もマイナスとひどくいびつな引けになっています。

■ DOW NASDAQ →チャート
NY DOW [05:00]
▲0.89% +135.54 15,326.60 →
NASDAQ [06:15]
▼0.11% -4.01 3,725.01 →
S&P500 [05:00]
▲0.31% +5.14 1,689.13 →
ラッセル2000指数 [05:06]
▼0.04% -0.38 1,055.34 →

MASAKIの解析からは、週刊誌風にタイトルをつければ「いまアメリカが、、おかしい!!」となりそうです。
シリア問題も軍事行動回避で一見、一件落着ですが、米国の大統領が米国の軍産複合体を敵に回してはたして大丈夫なのか、あのケネディ大統領のようになりはしないのか、あらぬ心配をしてしまいます。


シカゴは、
14,470.00 大証夜 +30 03:00
14,470.00 SGX 夜 +45 02:56
14,470.00 CME$ -115 06:11
14,480.00 CME¥ -105 06:08

と堅調ですが、YENだかで日本株にとっては判断が難しくなりそうです。

ドル/円 (分足 日中) [06:46] →
▲0.03% +0.03 99.93
ユーロ/円 [06:46] →
▲0.02% +0.03 133.01
ユーロ/ドル [01/01] →
 0.00%


さて、SQ絡みでいけば、9月限月の最終売買日もありメジャープレイヤーのロールオーバーの進捗具合によっては思わぬ波乱もあるかも知れません、。この辺りをMASAKIはどう「読む」のか、読んだのか。

早速シグナルを見てみましょうか。<12日の戦略と解析、本来あるべき基本的投資マインド→スタンス、本来あるべき基本的考え方、醍醐味、極意>です。



《225F》

J-GATE(超短期波動)
買い
レベル2☆☆〜11☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※ボラティリティが伴うかどうかはわかりませんが、シグナルは上記のように目まぐるしく変化する「猫の目へんか型」といってよいでしょう。つまり長く張ることができませんから、エントリーと同時に利確目標の指値はしておくような、そんなスタンスがCOOLでしょう。安く寄り付くなら問題なく買いでしょうが、中途半端な寄り付きなら悩ましく翻弄されそうです。


SWING(短中期波動)
買い
レベル1☆

※こちらも一言で言えば「不安定な」ですから、仕掛けるにはタイミングがものを言いそうです。


バトルポイント
14620
14490
14380
14374←コアポイント
14340
14220
14100

ハイパーなら
resistance
14850
14640
14430
support
14380
14170
13950

アカデミックには
14696
14633
14536
14376
14313
14216


《OPTION/e-Warrant》
call意識へ
レベル2☆☆

※一時的にはあの「先物買い+call意識へ」が出来上がっていきますから【踏み上げ型、〜を期待する型】が出来上がります。踏み上げは起きやすい、とみたいところですが、あの「五輪招致歓迎ご祝儀相場」はいまいちしっくり来なかったのでこの点が気がかりです。


※※MASAKI式の場味測定指標、好評のマーケット珍味度判定はまだネガティブのままです。<マーケット珍味度判定=(ーー;)マズイ!/食えない!/食わない!/買えない!?買わない!?/レベル1★>です。レベルが1なら、そのくらいのリスクは飲むのか、飲まないのか、あらかじめこれは決めておいた方がよいでしょう。
こういうときについふらふらと「買うつもりはなかったけどつい買ってしまった」の高値つかみが起きやすいものです。買うなら買う、買わないなら買わない、これをはっきりさせたうえでの対応です。



おはよう!FX!

ドル円
買い
レベル3☆☆☆with 黄信号

バトルポイント
101.94
101.12
100.30
100.10
99.28
98.46

※サクッ!と利確でミッションはコンプリート。利確後で「脱け殻」が公式記録です。
ただし、押し目があれば話は別で突っ込みは買い、もっと言えば、独自試算妥当値の99.99からの下方乖離の具合でタイミングを図りながらのスカルピングは面白くなるだろう、の予感です。



ユーロ円
買い
レベル1with黄信号

バトルポイント
134.31
133.72
133.13
133.01←コアポイント
133.00
132.41
131.82

※やはり「脱け殻」を公式記録です。ドル円もそうですが、いたずらにネガティブ視するわけではないものの、シグナル変化からいわゆる「順張り」になる場合は、とりあえずとっとととっておくのが賢明です。
独自試算妥当値はユーロ円は133.01です。



ユーロドル
売り
レベル2★★with黄信号

バトルポイント
1.3453
1.3393
1.3293←コアポイント
1.3293
1.3195
1.3115

※昨日だけではなくここ数日のユーロドルにMASAKIは疑問を抱きながらになっています。映画で言うなら、CGの画面のようなそんな違和感を感じているからです。なにかがおかしい、なにかが変だ!! の漠然とした、違和感に満ちた値動きに見えます。



《米国市場》

ダウ
売り
レベル2★★

バトルポイント
15540
15410
15300
15282←コアポイント
15240
15110
14980


ナスダック
売り
レベル4★★★★

バトルポイント
3760
3740
3720
3718←コアポイント
3710
3690
3660



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Market Hack
過去最大の社債による資金調達はスマホ価格崩壊がすぐ近くに迫っている事を示唆
2013.09.12
ベライゾン(ティッカーシンボル:VZ)が今日、490億ドル相当の社債を発行しました。これはこれまでアップル(AAPL)が持っていた、170億ドルの記録を破る巨額の調達です。

今回、ベライゾンから色んな種類の社債が出ましたが、たとえば10年債の落札利回りは5.192%でした。これは社債を出すベライゾンの側からすると、あんまり有利な条件では無いと思います。つまり今回の売出しは、「売り手市場」ではなく「買い手市場」だったということ。

ベライゾン社債への総需要は、1000億ドル程度だったそうです。ざっくり言って2倍のカバレッジです。僕は債券のシンジケート業務は経験したことがないのでなんとも言えないけど、これが株だったら、明らかに人気的には×ですね。

それは兎も角、最近、通信会社による資金調達が物凄く増えています。これを事業戦略の見地から解釈すれば、各社とも、今後、ボリューム至上主義にならざるを得ないことを示唆しています。なぜなら利払いに対するプレッシャーが増すということは、マージンを犠牲にしてもボリュームを確保することがゼッタイ必要になるからです。

或る意味、今回アップルが「C」シリーズという安っぽいスマホを出してきたのは、こうしたギョーカイの流れを先取りしていると言えるかも知れません。



〜〜ネット拾い読み〜

NEVADAブログ
高野山(真言宗)がデリバティブ等で18億円損失
2013.09.12

高野山真言宗がデリバティブ等でお布施含む資産18億円の損失を出したことが明らかになっています。

当初は3.5億円余りとしていましたが、実際には18億円の損を抱えていると発表しているのです。

以下はその報道です。

******************************************

宗教法人・高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)の添田隆昭宗務総長は11日、同法人など5法人による資産運用の損失額が約18億円だったことを明らかにした。

今年2月、お布施を含む資産を外国債の購入などに充てて損失が生じたことが発覚。その後、弁護士や公認会計士らでつくる外部調査委が全容を調査し、2002〜13年3月の損失額を3億5400万円としたが、集計が間違っていたという。

添田宗務総長がこの日、宗派の議会にあたる「宗会」の一部の議員が集まる会議で説明。「厳正に対処したい」とした

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