【プーチン危機】民間軍事会社ワグネル創設者プリコジンが計画する現代ロシア革命

2023/06/11 02:55
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ロシアのウクライナ侵攻において、ロシア側の前線突撃部隊の大半を担っているのがロシア正規軍ではなくロシア民間軍事会社ワグネルだという事実は、既に多くのメディアで盛んに報道されているので、もはや知らない人はいないだろう。そのワグネルを創設し率いているのがエフゲニー・プリゴジン。俗に言う「プリコジン」だ。

プリコジンがロシア軍幹部や国防省幹部を罵詈雑言で批判する映像を、あなたも何度か目にしたことがあるだろう。彼はプーチンに引き上げられて今の立場に昇りつめたのだが、プーチン大統領による恐怖政治が敷かれているかに見えるロシアにおいて、あれだけ自由に政府関係者を舌鋒鋭く批判できるのは彼一人だ。

プリコジンがロシアで影響力を持ち、自由気ままに行動できるのはプーチンという大きな後ろ盾があってのことなのは疑う余地がない。プーチンと同じサンクトペテルブルクに生まれ、若き日には強盗犯として9年間の服役経験があるプリコジンが狙っているロシアの将来について、「ロシアの裏事情にロシア人よりも通じている」と一部で言われるジャーナリストに、まったく忖度抜きで語ってもらった。以下お読み頂きたい。

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