《225F》月替わり2月1日の事前ストラテジーとマーケット数理解析&《米国市場:戦略と解析》

2013/02/01 11:59
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昨日の値動きは日中が<O:11050   H:11150   L:11000   C:11110>、ナイトセッションは<O:11070   H:11120   L:11050   C:11110>となりました。

 

一目瞭然ですが、11110円で日中もナイトセッションも値が一緒、いわゆる私が特に言うところの「変わらずのインチキ(私的造語)」がまたまた出現です。昨日がこれまた11100でしたね。

 

作為的相場形成は禁止のはずですが、自然界でも全く同じものを探すのは困難なように、何気なく「変わらず」としてスルーしてしまいがちなこの現象ははたして自然なことなのか。

 

ただし、印象としては今週力強く上抜け、11000の大台をクリアして、従来の教科書的常識では、「上方クリアでそれ行け飛び乗れ」に対して、道を譲るかのような『マーケットでの、どーぞどーぞ状態』も出現しているようです。もしくはこの立ち往生も、いざ目の前にしてみると考えがまとまらず『金縛り』にあっているのかもしれません。強気だがあなたが先に買ってよ〜的なちょっと腰の引けた及び腰の買い方派が案外多い証拠でしょう。

 

さて、1セッション早く未来を見通すつもりで(マーケットの実際の値動きは2セッションほど遅くなる感じがありますが)、newestのシグナル(事前戦略、本来あるべき基本的投資マインド、本来あるべき基本的投資スタンス、本来あるべき基本的考え方)をさっそく見てみましょうか。

 

 

 

ストラテジー

 

《225F》

 

J-GATE(超短期波動)

買い

レベル4☆☆☆☆

 

※昨晩(先程の)の午前3時の引けはそれまでに買い持ちをする、予告済みのオーバーナイトでした。価格は前述のように曰く因縁付きの!?11110です。明けて、シカゴCMEのNikkei《225F》は11135と聞いていますから、まずはさくっと利益を確定したい流れです。後述のようにコアポイントは11093ですから20円ほど割高で引けている昨晩午前3時の価格ですから、さらなる上値はしっかりと見て好機を逃さないようにしていきます。

 

 

SWING(短中期波動)

売り

レベル3★★★with黄信号

※こちらはミッションショートはいったん利益確定を済ませたあの「脱け殻」の認定になりそうです。

ただし、脱け殻後も11110が急所。11250±40の想定上値(以前は試算値として10300と表記していた分です) つまりここらあたりまでは目先かつがれると思いながらの売りスタンスは短中期波動としてはまだ継続です。上値追い場面は引き続きトスと受け止めてスパイク、バックアタックを もぐら叩きのように決めていきたいところですが、「脱け殻」判定後の注意事項は「翌日まで」と言うことになります。スカルピング対応、デイトレ対応が理想となりますから、エントリーのタイミングはオシレータでもみながら「引き付けて」がその肝になります。

 

 

《OPTION/e-Warrant》

put買い意識

レベル3★★★

 

 

バトルポイント

11230   11160   11090

11080   11010   10930

コアポイント

11093

 

 

※※※言うまでもないかもしれませんが、長く四桁時代、つまり《225F》9000円台が続き、こうして五桁時代が猛スピードで到来しました。10000から11000もものすごいスピードでした。ですので、脳みそがまだ切り替わらないと言うか(笑)、この価格帯での発注ミス、入力ミスにはくれぐれも注意です。 売り買いのどてんミスなども起きやすいと見ていますから、うっかりでせっかくの利益をパーにしないように。

 

 

 

《米国市場》

 

ダウ

買い

レベル3☆☆☆

 

※さすが米国市場。きっちりとこうしてその割高部分を穏やかに吐き出す下げ(調整)との見方です。独自試算ではあと100ドルも下げれば小さな「コツン!」音も聞くのではないかとの皮算用ですから、それまでは売り物は拾う、買いの種蒔けの時期と見ます。下げるので買う、の呼吸です。

 

バトルポイント

14070   13990   13910

13890   13810   13730

コアポイント

13887

 

 

ナスダック

売り買い交錯

シグナルはまだ猫の目状態=私的に危険視です

 

バトルポイント

3180   3170   3150

3140   3120   3110

コアポイント

3144

 

 

 

〜〜気になるニュース〜

 

ニュース本文

米経済は信用に依存し過ぎで持続不能=PIMCO

[2013/02/01 06:29]

〓記事の写真

 

[31日  ロイター]  米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のビル・グロース創設者兼共同最高投資責任者(CIO)は米経済は信用に依存し過ぎで持続不可能とし、投資家は金融市場から撤退すべきとの見解を明らかにした。

31日にPIMCOのウェブサイトに掲載された2月の投資見通しで述べた。

グロース氏は、1ドルの実質国内総生産(GDP)を生み出すのに必要な信用は1980年代には4ドルだったが過去10年間で10ドルに、2006年以降20ドルに膨らんだと指摘。

成長が低迷するなかで政府は刺激策の拡大を余儀なくされており、これは日本が過去10年間に経験したことだとの認識を示した。

米国の金融システムは存続するために恒久的に拡大する必要があるかのようだとの見解を表明。急速に拡大した後、遠い将来「ビッグフリーズ」で終焉するとされる宇宙のように、成長を信用に依存していると同様の結果を迎えると警鐘を鳴らした。

信用市場が機能不全に陥ればインフレが高進する公算が大きいとして、インフレ指数連動債(TIPS)や金などコモディティへの投資を提言したほか、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、カナダなど債務水準が相対的に低い国やキャッシュフローが健全な株式への投資が好ましいとした。

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