《225F》１９日のナイトセッションから休み明け２１日へ：戦略とマーケット数理解析

日経平均はすかさず反発、昨日の12220.63円は−340.32円から本日は12468.23円は＋247.60円と失地回復に励みました。

テレビ株番組でも「昨日のキプロスはなんだったんだ」と(怒)も込めて言わんばかりで、見ようによっては蓋をすることに躍起になり、少々図に乗りすぎていないか？を思わせる値動きでもありました。

小国に振り回されたとでも言いたげでしたが、それはあまりにも横暴でいただけない態度の評論家が、いやストラテジストなのかな、そんな方がいました。おごりたかぶりはそれだけで運用者としては失格です。いや、だから評論家的な立場に成り下がったのでしょうか。

東京タイム、《225F》の値動きは＜O:12370 H:12430 L:12340 C:12420＞となり、欧州タイム、ナイトセッション途中経過は＜O:12430 H:12440* L:12390* C:*＞となっています。

シグナルも暫時変化となり私的にはもっとも好きなパターンが出来上がりそうです、売りで…ニヤリ。

早速シグナルを見てみましょうか。


《225F》１９日のナイトセッションのstrategy

J-GATE（超短期波動）
変化済み
売り
レベル４★★★★

※内訳は昨晩の買いポジのオーバーナイトを首尾よく利益確定。その後のマーケットの上伸を受けて「変化：売りへ／レベル２★★」となったものです。このナイトセッションの寄り付き12430からショート構築がスタートしていますが、このパターンはしばしば見てきたように、買い方派には「立ち止まってはいけない」「走り続けなければいけない」が求められる形であり、これができない場合は反落を見るというものです。keeping派のギブアップ売りが期待できる場面として好みのひとつなのです。
戦略としてはですので、そんな買い方が弱味を見せたら嵩にかかって攻めたい場面です。具体的には12420以下で引けるようならば売りシグナルとしてはMAX!!★…★★も辞さずで弱味を見せたら売りシグナルがパワーアップしてくる形です。


SWING（短中期波動）
変化：売り
レベル１★

※こちらは、オーバーナイトの買いポジも含めて いったん利益確定を済ませるほうがbetter、を示唆しています。
いったん売って(買いポジの利益確定)また買って、の流れなので「どてん！売り」は逆に忙しくなるかもしれません。いったん利確でコーヒーブレイク、買うのはまた休み明けの夜、２１日の夜に、くらいの呼吸です。


《OPTION/e-Warrant》
callもの 買い意識
レベル２☆☆

※これはしかし「脱け殻＝利益確定済み」のほうがしっくり来る感じです。注目注力の銘柄の値動きは東京タイムで
12000call04月、＜O:525 H:555 L:510 C:555＞

12250call04月、＜O:360 H:385 L:345 C:385＞

12500call04月、＜O:230 H:250 L:220 C:250＞
それぞれに心地よい上げでした。


バトルポイント
12580
12490
12400
12397←コアポイント
12370
12280
12190


※好評のマーケット珍味度判定は＜珍味／レベル２☆☆／買い／レベル２☆☆＞といった感じですが、明日の休場でこれを打ち消していますので、買いスタンスでの持ち越しは、一種ギャンブルと言えそうです。いや、押し目なら買いポジも躊躇なしですが、12400台から飛び乗る優位性はあまりないように思えます。
※執筆時は12390となり失速です。買い方が見せてはいけない弱い表情ですから売りシグナルとしては強まっています。しかし12430の売りポジは早くも利益確定ゾーン入りですから逆にジレンマです。掟に従えば、30円なら今利益を確保できていますが、もう少し引っ張ってみます。下げ待ち。


〜〜ネット拾い読み〜

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不良債権にならない中国の不良債権
2013.03.19
以下のCNNの報道をお読みください。

中国の不良債権にならない不良債権の実態がよくわかります。

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「世界最大の商店街」は今やゴーストタウン、不動産バブルのツケ　中国

http://www.cnn.co.jp/world/35029208.html?tag=mcol;relStories

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〜〜ネット拾い読み〜

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福島第一原発の冷却不能
2013.03.19
福島第１原発で起こりました停電で、停止しています設備は、１号機、３号機、４号機の使用済み燃料プールの冷却施設をはじめ９つにのぼり、復旧の見通しは『できるだけ今日中に対処したいが、具体的には明確にできない』（東電）となっています。

危険水温になるにはまだ時間（７２時間以上）があるとのことですが、万が一、時間内に電気が復旧しない場合は、深刻な事態に発展することもあり得、福島原発から１００キロ以内に住んでいる人はその際には避難する事態も想定しておくべきだと言えます。

福島原発問題は終わったのではなくマスコミが報道しなくなっただけであり、事態は日々悪化しているという認識を持つ必要があります。

過去最高濃度のセシウム汚染されたアイナメが発見されたり、ここでは言えませんが他の問題があったりと福島原発問題は日々悪化しており、福島原発で仮に震度５強以上の地震が発生した場合、破損しているとみられています（いまだにどのような状況になっているかわかっていません）原子炉が水蒸気爆発し、猛烈な汚染をまき散らすこともあり得るとも言われており、いつも危機意識を持って情報に接するべきだと言えます。

いたずらに怖がる必要はないかも知れませんが、放射能問題はいまだに現在進行形であるということを認識しておくべきだと言えます。