私の履歴書(仮) 10−A

2017/08/18 19:09
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さて。前回
http://www.j-cia.com/archives/13545
の続きです。
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「出戻り」でもなんら誰も気にしない、できるヤツだけが生き残る。その代わりめちゃくちゃ。それが光通信の当時の姿だった。いまはどうだかツテがないので知るよしもないが、おそらくあの頃くらい楽しい、というかハチャメチャでみんなやりたい放題なわけでもないだろう。営業会社ゆえに、相変わらず人の出入りは激しいであろう。もちろんブラック企業だろう。ブラック企業とは言っても、当時の方がもっとブラックだったが、金は使えた。「自分のための時間がほしい」なんて奴は光通信というか営業会社には向かない。もっと掘り下げて言えば、「労働時間も長くてつらいが、そこから何かを得て自分の先のステージに進むための踏み台」が光通信のような会社だ。定年までいるようなところではない。ゆえにブラックでも仕方がない。
終身雇用を考えて来ている連中はおそらくブラックだの何だのと言うのであろうが、自分で会社をやることに比べたらなぁに、毎日行きさえすれば金がもらえるのだから楽なものだ。こう言い切ってしまうのは、私が修羅場をくぐり抜けすぎたせいで通常の感覚が麻痺しているからだと思うが。

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